2013年3月13日水曜日


DOMON CABLE 20周年記念モデル

2005年11月 発売開始


たいへん高音質です。
あまりに高音質すぎて、使用できる環境は限られています。
いつか、DOMON CABLEが普及してクズのようなシールド類が
市場から消え去ったら、そのときこそ初めて商品化しようとアイデアを暖めていました。
しかしながら、DOMON CABLEの普及は遅れ気味であり、
時期尚早とはおもいますが、この次世代モデルを製品化することにしました。
過剰高音質タイプであるため、
「ウッドベース+ピエゾピックアップ+市販ベースアンプ」
というシステムに使うと、たいていの場合は音のバランスがくずれてしまいます。
機材の品質・特性があらわになるケーブルです。使いこなしにはおそらく試行が必要です。
高音質であるからといっても、もちろんDOMON CABLEですから丈夫さや信頼性を
優先して作られています。
音質について言えば、市販の高級オーディオ用のハイエンドのもののほうが上です。
ステージやライブ会場という現場での使用に耐えるケーブルとして、最高品質であると
考えています。

価格は、5.0mまで21000円。 それより長いものについてはお問い合わせください。

information of  DOMON BASE
                                    

DOMON BASE is end-pin stablizer for acoustic string bass.
DOMON BASE makes bass sound excellent.
It spread frequency range of acoustic sound.
Generally,floor of stage vibrates constantly.
Invisible vibration come to bass from floor,and air sound of bass will be muddyed.
also,lower frequency of bass will not go to air.
It travell through end-pin to floor in vain.
DOMON BASE realize vibratory separation music instrument from floor.
If you play bass with DOMON BASE , you will get true ability of your bass.

If you interested in my invention ,
please write E.mail to me for more information.
                                                     DOMONSOUND 
***** コントラバス用エンドピン台座 のお知らせ *****  

この DOMON BASE は、”エンドピンの滑り止め”の形状をしています。
しかし、これは単なるエンドピンの滑り止めではありません。
床の状態にかかわらず良い音が出せるように、と意図して開発しました。
いつでもどこででも安心して使えるもの というのがわたくしどもの方針です。
ご承知の通り、演奏場所の様々な条件によって、楽器の音色は変化します。
この道具を用いることで、不安定な要素のうちのひとつを取り除くことができます。
固く頑丈な床に近い働きを、この台座がステージに変わってやってのけるわけです。

コントラバスと床との間を、音響的に切り離しました。
つまり、通常は床に伝わり床材のなかで熱エネルギーに変わってしまっている”音”を
ちゃんと空中へ放出するのが、この台座の機能です。
目には見えない床の振動によって、楽器の音が濁るということも防ぎます。
音量が増え、クリアーで広帯域な音質が得られ、その楽器の、本当の能力がわかります。
音響的に良くできたホールはむしろ少なく、気に入った音が出ないことに歯がゆい思いをされている方が多いことでしょう。
困難な状況においてもより良い演奏をするためにこそ、この製品をどうか役立てて下さい。
商品の種類は1種のみです。
   DB-7a  重量 約7Kg(ケース込み) 価格 12万円
                              実用新案登録済み
使用上の注意
エンドピンにゴムをはめている場合はそのゴムをとりはずし、金属部分が台座に接触するようにしてください。
ゴムを付けたままだと、全く音質改善の効果がありません。
接触面積が少ないほど大きい効果が得られます。
つまり、エンドピンの先端は、丸まっているより、とがったものが理想的です。
大きな力がかかるため、金属の削りかすが出ます。それが指に刺さらないよう気をつけてください。
エンドピンはパイプ状のものではなく、ムクのものをおすすめします。硬く重い材質のものが適しています。

エンドピンのついている他の楽器にも使用できます。

  メールでお問い合わせください。   domonsound@msd.biglobe.ne.jp

(スパムメール対策のため、@を全角にしています。カットアンドペーストする場合は半角に変更して使用してください。)

 アコースティックな音楽を、お客として、いい音で聴くノウハウ
 
  生楽器の音楽というものは、演奏される場所をえらびます。
  全く同じ演奏をしても、どの演奏会場か、さらにそのなかのどの席かによっても、
耳に届く音は異なります。
  つまり、会場もまた、楽器の一部なのです。

 お客として音楽をじゅうぶん楽しもうと考えた場合、席をどう選ぶかが、ノウハウのほとんどすべてです。
 30人ぐらいの会場でも、1700人のホールでも共通なのは、まんなかの席は避けるということです。
 まんなかというのは、左右についてです。上手でも下手でもない位置です。
 とくに、狭い会場の場合、演奏者と背後の壁との距離が近い場合が多く、演奏者の真ん前にすわると、
 壁からの反射音との関係が最悪となります。
 左右どちらかにずれてください。
 楽器によって、音の出る方向があるので、それを考えて席を選んでください。
 なるべくなら、両サイドつまり左右の席が空席だと、音もさらによくなります。

 ピアノのコンサートの場合、鍵盤の見える席から埋まっていくのがふつうです。
 演奏者の手の動きを見たいという気持ちからです。
 しかし、ピアノがいい音で聞ける方向は、演奏者から見て右前45度ぐらいです。
 つまり、手の動きが見えない位置になります。
 どちらを選ぶか難しいところです。 わたしの場合は、音さえ素晴らしければ満足です。

 席はその下の床が頑丈であることが、音質の点で重要です。
 ホールによっては、オーケストラボックスを作る必要上、あるいは他の理由で、前のほう数列の席の床が、
 うしろのと違っているところが多くあります。
 大阪国際交流センターのホールでは、最前列から3列目までがそうであり、いずみホールでは最前列のみがそうです。
 京都芸術劇場の大劇場は最前列から4列目までです。 床の下が空洞です。
 判断するのが難しいかもしれませんが、前のほうの、そういう悪い席は避けてください。
 耳を澄ませてみると、周囲の騒音の音色が違って聞こえるので判別できます。
  もし聞き分けられない方は、いまいちど集中力を高めて試してください。
 
 京都の上桂にあるホール、バロックザールでは、席の床はへなへなで、通路の床は頑丈で、もしも通路に立って
 聴くことが許されるのなら、それがいちばんです。できないことですが。


 アコースティックな演奏を聴くお客への注文

騒音について *******************************
 演奏中に音を立てない。これは最も重要なことです。

 演奏中の私語を慎むこと。
 これほどあたりまえのことでも、守らない人はやはり居ます。
 わたしがにらみつけても、自分のことだと気がつかないことがほとんどです。

 ノック式のボールペンを使わないこと。カチャカチャと音を立ててしまいます。
 バッグのファスナーを開け閉めしないこと。
 飴の包み紙にはとくに気をつけること。
 丸めたセロファンの包み紙を、手の中でもんで遊んで、演奏が終わるまでずっと音をさせていた人がいました。子供ではありません。中年女性でした。
 プログラムの冊子をめくるときの音にも要注意。これはほんとうに耳障りです。

 演奏の始まる直前の数秒間は息を止めて、音を一切たてず、最初の一音を聞き逃さないようにしてください。意識の集中が必要です。

 コンサートホールではありえないことですが、小さな会場では主催者側の人間が本番中に写真撮影をおこなう場合があります。
 そのときシャッター音がじゃまになります。
 ニコンの舞台撮影用の消音型カメラをつかっているから大丈夫、と説明したカメラマンがいましたが、実際に出る音は大きなものです。だまされてはいけません。
 カメラマンのほとんどは、きっと難聴です。音楽を聴いてなどいないのです。
 シャッター音がうるさくて音楽にひたれないと、客として正当に、関係者に抗議しましょう。

  音をたてるなといっても、アンコールの時は別です。
  アンコールは、いわば、おまけですので、
 客席がさわがしくともかまわないと思います。
  はめを外した盛り上がりも、きっと許されます。
  なお、咳や、くしゃみについては、これは仕方のないことだと考えています。その人を責める気持ちにはなりません。
 
   ポケットベルや携帯電話については、わたしが言わなくても各ホール自身が、積極的に注意をよびかけています。
 電源を完全に切ることが必要です。
  バイブレーションモードにしていても、電池の切れかけのときには、アラーム音がピーピー鳴ってしまうことを忘れないでください。

 とにかく、極力、音の出る機器は身につけないようにしてください。
 腕時計も、アラーム音の出ないアナログ時計にするのが無難です。
 ただし、アナログ時計であっても、スイスのスウォッチ社のはだめです。
 この会社の腕時計は、針の音が置き時計並みに大きいので、こういうものを音楽ファンは、持ってはいけません。
 また、かばんのなかのノートパソコンも、なにかのはずみに音が出てしまうことが無いように配慮してください。


異臭について *******************************
  ヘビースモーカーの方は、シャワーを浴び、服を洗濯済みのに着替えてコンサートホールへ来てください。
  たばこくさい人が席につくと、まわり半径3mに、においが伝わり、10名前後の客が迷惑をこうむります。
  同様に、香水も、音楽を聴くのには不要です。
  年配のかたで老人臭が強くすると自覚のある人は、ヘビースモーカーの方と同じく対策してください。

拍手について *******************************
 ときおり、はた迷惑な拍手をする客がいます。

 そのひとつは、とても大きな音をたてての拍手です。
 破裂音とでも言うべき強烈な音がして、隣の席にいると耳がおかしくなってしまいます。
 演奏終了時に、間髪を入れずの拍手もやめてください。
 演奏終了直後の2秒間も、音楽のうちです。もっとも美しい静寂です。
  演奏のおわりがわかりにくい曲のとき、いかにも「わたしはこの曲を知っている。」とばかりに
 早く拍手をしているように見受けられます。

録音について *******************************
 違法な録音はやめましょう。

 お客による録音を目撃し、説得して止めさせたことがなんどもありました。
 MDやDATの小型のもが容易に入手できる昨今ですから、つい隠し録音をやってみたくなるのかもしれません。
 しかし、それはだめです。
 録音したいのなら、申し出て許可を得てください。断られることが大半でしょうが、それがすじみちというものです。
  わたし自身は、コンサートを録音したテープを多くもっていますが、それは違法なもの、無許可の録音ではありません。
  自分自身で聴くだけでコピーや譲渡はしない、と約束したうえで主催者や演奏者からわけてもらったものがほとんどです。
 
 とにかく、みんなで、いい音楽を聴く環境を作っていきましょう。
 わたしは演奏家でもプロデューサーでもなく、極端に熱心なただの音楽ファンです。
 客と演奏者(あるいは音楽関係者)との信頼関係を築くことが最も大切なことだと考えています。


関西のコンサートホールについての評価
 
いずみホール
 このホールは、すばらしいです。
 おすすめです。
 ぼくは,D列またはC列にすわることが多くて20から24の席がお気に入りです。
 最前列、つまり、Aのなんとか、という席を買ってはいけません。音が悪いのです。
 A列の床は、すぐ下が空洞だからです。
  ふだん、この席は、はじめから販売しないときも多いのです(たぶん)。
 こまかいことを言えば、いい席は、声楽のときはG列、ピアノのときはH列。
  バロックチェロやチェンバロやリュートは、CからEという具合です。
 休憩時間、喫茶コーナーで珈琲を頼む時に、「ぎょうさん入れてください。」
というと本当に多い目にしてくれます。もちろん忙しくないときにかぎります。
 コーヒー400円なり。
 ぼくにとっては最高のホールです。821席あります。
  トイレに行くときは、2階のを使いましょう。すいています。

イシハラホール
 どこの席でも十分いい音で聴けます。
 このホールは、すばらしいです。 おすすめです。
 いぜん、チェロのヨ-・ヨ-・マがレ-ザ-ディスクの録画に使いました。
 ふだんのコンサ-トは1700人もはいるザ・シンフォニ-ホ-ルでするくせに、
 録音,録画は250人のこのイシハラホ-ルです。
  ほとんどのお客さんは,イシハラホ-ルでこそ,ナマでヨ-・ヨ-・マを聴きたいのだと思います。
 経済的なことを考えるとしかたのないことですが、残念です。
 このホ-ルほど,弦楽器が良く鳴るホ-ルは他にありません。 
 椅子がとてもゆったりしていて,最高のコンディションで,音楽に集中できます。 
  トイレもまた、ゆったりとしたぜいたくなつくりです。
 開演のお知らせは、ガラスのベルでチリリンチリリンと鳴らしてくれます。
  コーヒー400円なり。

フェニックスホール
 1階席なら後ろのほうの席は、避けてください。
 最前列から4列目ぐらいまでがいいです。
  音量の大きそうな演奏なら2階へいってください。やかましすぎることがあるからです。
 窓側に天井から吊るされている電動の反射板がよくありません。反射音が濁っています。
 反射板の無いときのほうがいい音がする、という困ったこともありますが、
 めずらしく、可動式ながらもがっちりした床を持つ、いいホ-ルです。
 可動式の床というのは、ふつう演奏時に音質を損なう原因になるものですが、このホールの場合は
 成功しています。だめな例は、京都コンサートホールと京都アルティです。
 フェニックスホールのキャパシティーは335席です。
 ささいなことかもしれませんが、うれしいことに、コーヒーが310円と、安価です。 
 フェニックスホール主催のコンサートのうち、エヴォリューションシリーズがたいへんすばらしいです。
 新人紹介コンサートシリーズもおもしろい。

ザ・シンフォニーホール
 空調のゴーという音がしたり、照明の調光器によるジーという音がしたり、
なにも余計な音がせず静かだったり、行くたびに違います。
 このホールでは、よっぽど前の席に座らないと、楽器の直接音は、聞こえません。
 室内楽を、息づかいの聞こえそうな雰囲気で味わいたいと切望しているわたくしといたしましては、
 1階の至近距離の席が買えなかったときは、2階席、3階席のステージ寄りの席にしています。
 つまり、LA1ー9、LB1-6、LLA1-6、RA1-9,RB1-6、RRB1-6のほうが
 聴きやすいと考えています。
 公園の緑の道をとうり抜けるとそこがホールの玄関、という演出はすてきです。
  1704席です。
 
京都コンサートホール
 このホールへは、行かないようにしましょう。
 大ホールも、小ホールも、ともに音響特性は、最低です。
 細かいことは言えばいくらでも言えますが、やめておきます。
 「総額200億円の税金をどぶに捨てた。」とだれもが考えています。
 どうしても、ここへ聴きに行くことになってしまった場合は、どうか、忘れずに耳栓をもって行ってください。
 というのは、廊下やロビーの床や壁が、音を反射してやかましくて、耳を疲れさせるからです。
 席に着くまでに耳がダメージを受けます。

 音楽を聴かない人間たちが建てた建築物です。コンサートホールという名前は返上すべきです。
 このホ-ルはきらいです。一生行きません。

リーガロイヤルホテル・クリスタルチャペル
 宣伝や紹介文では、いい音がするホールということになっています。
 おすすめしません。

千里阪急ホテル・クリスタルチャペル
 おすすめします。
 そとを走る自動車の音が聞こえますが,気になりません。
 佐野健二さん、平井満美子さん夫妻のコンサ-トが定期的にひらかれています。

千里阪急ホテル・アイヴィーチャペル
 おすすめします。クリスタルチャペルとはまた少し違った響きのホールです。

新阪急ホテル・チャペル
 チャペルとしてはめずらしく、残響が極端に少ない特性です。
 しかし、床が頑丈に出来ていて、低音の出かたが,まっとうです。
 演奏の細部がはっきりとわかります。演奏される音楽の種類を選ぶ会場です。
 わたしは好きです。
 70人くらいのキャパシティです。

テアトル・ラモー
 神戸の六甲道にあります。個人所有のホールです。
 おすすめします。
 めずらしいピアノがあります。
 フランスのエラールです。もちろん、愛情を込めてメンテナンスされています。
 エラ-ルではないもう1台のフツ-のピアノも、お金をかけてよく手入れされていて、現代的ないい音がします。

京都アルティ
 音楽専用ではなく、いわゆる多目的ホールなのでいい音は望めませんが、企画はとてもいいものが多いと思います。
 前から6番目の列が聴きやすいです。

自泉会館ホ-ル
 岸和田市役所の斜め向かいにある市立の会館です。
 中之島の中央公会堂に雰囲気が似ています。
 大きさは,120人ぐらいのキャパシティで天井が高く,レンガ作りの暖炉(の跡)があり,とても落ちつきます。
 音響的にはあまり良くないのですが,企画されるコンサ-トが素晴らしいものばかりです。
 至近距離で濃密な音楽を堪能できます。
 チェロのぶるっとした低音を味わえます。
 おすすめします。

酒心館
 テレビなどでもよく紹介されています。酒蔵を改築したホ-ルです。 
 地震でつぶれたあと,別の蔵をあてて再オ-プンしました。
 木の香りのするホ-ルでの演奏会というのはなかなかいいものです。
 音響特性はというと、フツーです。
 椅子が大きくて座りやすいです。
 古楽系のコンサートでは、トップレベルの演奏者が多く出演します。

神戸松蔭女子学院大学チャペル
 すばらしいです。ここで聴く宗教曲は最高です。
 とくに,ふだんあまりつかわれていない2階席,つまりパイプオルガンのおとなり付近がぼくの好みです。
 もちろん,パイプオルガンの演奏のないときにかぎります。

豊中アクアホ-ル
 残響の多いホ-ルです。
 ただし、ホ-ル全体が豊かな響きをしているわけではありません。
 難儀なことに,ステ-ジ側だけが風呂場のように響いていて,音のかたまりが,はっきりと前方のみから
 やってくるというなんだか変わった雰囲気の音です。
 演奏者のひとも,モダンのひとの場合は,演奏しずらそうです。
 バロック以前のひとは大喜びです。

 ホ-ルのそばに小さな池が作ってあります。
 きょうび、池はめづらしくて貴重です。
 池のコイをながめるだけでも気持ちがいいものです。

OAP アートコートギャラリー
 画廊です。「音響にも優れ..」とホームページには記載されていますが、それは間違っています。
  優れているどころか、ただの会議室よりも音はもっと悪いです。 おすすめしません。

汎用インシュレーター  Ver 0.23

4個ぶんの材料 すべて東急ハンズ(江坂・心斎橋・三宮)で購入可。

滑り止めゴム 30センチ30センチ (表灰色、裏黒色のもの)661円
真鍮円板1ミリ厚 直径80ミリ  400円ぐらい 8枚
鉛円板5ミリ厚直径80ミリ 660円ぐらい  8枚
ソルボセイン ソフトタイプ5ミリ厚 30センチ角 3800円ぐらい
セメダイン スーパーエックス 20ml入り400円ぐらい(透明、白、黒どれでも可)1本か2本
すべり防止テープ 50ミリ幅3メートル ニトムズ社 1500円 1巻き
(鉛円板と真鍮円板は最近店頭に置かなくなりました。取り寄せを店員のひとに言ってください。)

上から、

すべり防止テープ
真鍮円板
鉛円板
ソルボセイン
鉛円板
真鍮円板
滑り止めゴム

の順でかさねて接着します。
(すべり防止テープは無いほうがいい音がします。必要と感じたときのみ貼り付けてください。)
応用範囲はとても広くて使いやすいです。
振動を遮断する機能を持っています。
ただしこういう簡易なものなので、低域は遮断できません。

例1
ヴァイオリンを演奏するひとの場合は、
たて30センチよこ45センチ厚み21ミリ合板を用意して
その下にこのインシュレーターを敷きます。
板の上で演奏してください。いい音になります。
弦楽器よりも改善度は低くなりますが
サックスやトランペットにもいいです。

例2
コンサートのとき客席で、すわっているイスの脚のしたにおくと、
演奏の細かい音が聴き取れます。足は床から離しておいてください。

例3
CDプレーヤーの下に置いてください。

例4
録音のとき、マイクスタンドの足の下においてください。

 自宅にスタジオをお持ちの方へ  Ver.0.17
 「ベースアンプ、ギターアンプの使いこなしのノウハウ」はライブの際のノウハウです。
 ライブでの生演奏ではなく、DAT、CDRやハードディスクレコーダーなどをお持ちで、ご自分でミキサーを扱っているかたへの助言をさせてください。

 「ベースアンプ、ギターアンプの使いこなしのノウハウ」で記したことがらはもちろん有効です。たとえばミキサーやDATの電源コードを太いものに交換したり、置く場所を堅固なものの上にしたりすることで、音質を高めることができます。
 
 さらにつけ加えるお座敷スタジオでの有効な方法を挙げます。
*機器の電源を12時間以上通電してから使ってください。
*ノイズ対策
 空中を飛んでいる電磁波ノイズが少ない時間帯に作業をします。ふつうは深夜。
 隣近所が寝静まったころは、当然テレビやパソコン、インバータ式蛍光灯などのノイズ源が少なくなっています。ふつうにステレオを聞いても夜は音質が昼間よりいいのがわかります。
 家中のノイズ源となりそうな機器はすべて切ります。
 あかりは白熱電灯のライトにします。
*電気接点の洗浄について
 >クリーナーの性能自体より、演奏直前にクリーニングすることのほうが重要です。
 >ただし、まちがって接点復活剤を買わないでください。接点部分に薬品が残るので、 >ほこりやゴミが付きやすくなり、演奏現場での使用に適しません。
 > このRC-226だと、清掃時に残留物はありません。
 と書きましたが、スタジオで、接続の変更が無い箇所なら接点復活剤も使用可能だと思います。
 つなぎっぱなしの部分なら、ほこりの心配も無いわけです。
 リレークリーナーで洗浄したあと接点復活剤をつけてください。
 接点復活剤という言い方は古くて、正式にどういうのか私は知りません。
 接点の抵抗を下げる薬品というのが実体です。これを使うと懐中電灯が明るくなります。音質も格段に向上します。
 いくつものメーカーから発売されており、私は用途により3種類のものを使い分けています。
 高温で変質してしまうものや、経年変化の大きいものもありますから、単純に高音質のものをえらぶということはしていません。
 ひとまずはどれでもいいから使ってみてください。高級オーディオの店にあります。
 2500円から6000円ぐらいです。製品名をひとつあげると、「セッテンナンバーワン」3600円ぐらいです。

*壁のコンセントが何カ所もある場合、それぞれのコンセントで音が変わります。
 どのコンセントがいちばんいい音かを試聴して、どれを使うか決めてください。

*スタジオの機材専用に、屋内配線を1回線増設することをおすすめします。
 その際には、「電源インピーダンスが低くなるように配線してください。」と
工事業者に指定する必要があります。
 ただし、どの業界もしろうとだらけの時代ですから、業者にそんな指定をしても
「はあ?」と、なんのことか理解してもらえないことのほうが多いと思います。
 大阪なら、信用のできる業者を斡旋します。(もちろん口利き料はとりませんよ。)